外壁塗装の中には、防虫効果のある塗装剤もあります。シロアリやキクイムシといった住宅の大敵となる虫を寄せ付けなくしてくれるので、家を守ることができるのです。シロアリは屋外に生息していますが、木材を好んで食べる虫なので住宅が被害にあってしまうことが少なくありません。特に木造住宅は被害に遭いやすいと言われています。シロアリの被害に気付かずにいると、住宅そのものが倒壊してしまう事態に陥ることもあります。特にキッチンや浴室などの水回りに注意しなければなりません。
防虫効果のある外壁塗装剤を使用すれば、こういったシロアリやキクイムシによる被害を防ぐことができます。虫が集まっていると、その虫を狙って小動物も集まってくるようになります。すると動物の糞や尿に悩ませられるようになることもあります。不衛生なので健康も心配ですし、家の腐食を進行させてしまうことも考えなければなりません。色々な種類があるので、用途に合った薬剤を選ぶことが重要です。
一戸建てのマイホームには定期的なメンテナンスとして、外壁塗装工事が必要なことは多くの方がご存知のことではないでしょうか。
しかしこのメンテナンス工事をただ単に住宅の外観を綺麗に見せるためとか保つためなどと考えて、外壁材の防水性能にまで考えが至らないこともあります。ところが外壁塗装はこの性能を劣化させないためにおこなう必要があるものであって、美しい外観だけの問題ではありません。そもそも一般的な外壁材には工場で製造されるときに防水が施されていて、厳しい自然環境の中にあっても雨水などが染み込まないように作られているのです。けれども長年にわたって太陽の紫外線や雨や風にさらされながら住宅の内部を守っている外壁材にも、そのままでは寿命が尽きて雨水などが染み込んでしまうような劣化が進みます。そこでおよそ10年に1度くらいのスパンで外壁塗装を施し、極端に外壁材の劣化が進んで雨水が染み込まないようの防いでいるわけです。